ご質問の機能はボーン補償（Bone Compensation）と呼ばれる機能です。
ボーン補償の概要
通常、ボーンの変形を調整すると、そのボーンに付属するアタッチメントや子ボーンも一緒に影響を受けます。ボーン補償を有効にすると、ボーンを調整しても子ボーンやアタッチメントが見た目上影響を受けないようにできます。これは、子ボーンやアタッチメントを逆方向に変形させることで実現されています。
例えば、ボーンを移動または回転させても、子ボーンが見た目上移動・回転しないようにできます。アニメートモードでは、補償によって変更された子ボーンにキーを設定する必要があります。
操作方法
ツールバーのBonesボタンをクリックすることで、ボーン補償のオン・オフを切り替えられます。補償が適用されている間、このボタンはオレンジ色に点滅します。
重要な注意点
- ボーン補償は必要なくなったら必ず無効にしてください。有効のままだと混乱を招く可能性があります
- アニメートモードでは、ボーン補償によって変更された子ボーンにはキーが必要です
- キー間の補間により、子ボーンが動いて見える場合があります
昨日と今日で動作が異なっていたのは、おそらくボーン補償機能が偶然オンになっていたためと思われます。今日はこの機能がオフになっていたため、通常の親子関係の動作（親ボーンと子ボーンが同じ方向に曲がる）に戻ったのでしょう。
スカートのアニメーション制作では、ボーン補償機能を意図的に活用することで、より細かい制御が可能になる場合があります。
